引きこもりが55km歩いた感想

どうも。

この記事は一つ前の記事で取り上げた行事の感想と思い出編です。

登場人物等はこちらの記事を参照してください。

 

km42872.hatenadiary.com

 

あまりしっかり書くことでもないし、見出しとかなしで特に記憶に残ってることをダラダラ書こうと思います。

読みにくかったらすみません。

当初は新宿に12時集合予定だったようですが集合日が12月31日だったので「12時31分集合じゃないの?」と確認したら12時31分集合になりました。

間に合ったのは徒歩狂いくんと気狂いくんのみで、僕含む他3人は普通に遅刻しましたが。

 

はなまるうどんでお昼を食べて出発。前回は気狂いくんの発言によって後述するすき家まで断食を強いられていたらしく、全員ここで食事ができることを心の底から喜んでいました。本当に前回は参加してなくてよかった。

途中羽根突き用のラケットと羽を探したのですが見つからずおもちゃ売り場にあった一番形状が近かった”アンパンマンの風船テニス(700円)”を買いました。

anpanman.bandai.co.jp

じゃんけんで負けた人間に購入させたのですが、全員がチョキを出したあとに狂いくんだけがチョキを出して負けたのが個人的にかなり面白かった。

そのまま一番身軽な状態で来た人間(狂い)に一番カスの荷物を持たせた状態で進んでいきました。

 

世田谷区が普通に10km以上くらいあって嫌気が差した。

空気が悪かった記憶しかない。

 

橋を渡って川崎に入った時は達成感がありました。橋を渡ってしばらく行った先にあった神社がまだ18時にもなってないくらいなのに除夜の鐘を鳴らし始めていて「ここから0時まで繋ぐのキツくね?」と思った。

 

19時頃?に前回同様夕食ポイントとなっているすき家に到着。既に僕の脚は厳しかったのでさっさと座って落ち着きたいと思っていたのを覚えています。

前回同様じゃんけんで負けた人間が全員分の代金を払うことになっていて(本当になんで??)「今収入ないから金銭的にしんどい、スネかじって生きてるけど(要約)」と言ったら気狂いくんに「甘えた学生じゃん」とクソでかいナイフで刺されて肯定しかできませんでした。(此処から先のじゃんけんは全てジャン負けくんが負けるので、僕は勝ちました)

みんな元々たくさん食べる上に人の金だからと言う理由でバカみたいに頼んでいて、すき家で一人分の会計が1500円超えることってあるんだ、と思った。これは善人アピールですが、僕はカレーとアイスと黒烏龍茶しか頼んでません。

あとトイレの便座が熱すぎて、本当にお尻が便器に焼き付くんじゃないかと思いました。

 

このあとどのへんだったか忘れたけどみんなかなり疲弊してるタイミングでどうしてもトイレに行きたい徒歩狂いくんが、普通にダッシュでコンビニに向かっていったのをみて本当にあの人は””違う””んだと思いました。見てるこっちがゲロ吐いて倒れるかと思った。

 

あと10km弱で目的地というあたりで徒歩狂いくんから「このままのペースだと初日の出に間に合わない」と告げられ、その時点で僕と徒歩狂いくん、ジャン負けくん、気狂いくんと狂いくんの間で距離が開いてしまっていたのもあり僕と徒歩狂いくんだけ他を置いてペースを上げ日の出を見られるように歩きました。

頭の中では一生エドワード・エルリックが「あんたには立派な足がついてるじゃないか」と励ましてくれました。こんなに歩かなきゃだめか?

ここまで来て見られないのは本当に嫌だったので死ぬ気で徒歩狂いくんに食らいついていたけど、真顔でペースを上げていくのを見て普通に怖すぎてドン引きした。

 

そんなこんなで見た日の出はとても綺麗で、地平線の縁が輝く様子が黄金の龍みたいでめちゃくちゃかっこよかったです。

ちなみにこの日の出をみた徒歩狂いくんの感想は「去年も見たな~って思ったし、来年はやりたくない」でした。なんだこいつ。

 

その後タクシーで日の出に間に合わせた最後列の気狂い・狂いペア。なんとか歩いて到着したジャン負けくん。と合流し羽根突き!…をしようとしたのですが人が多すぎる上に砂浜だったので、最終目的地の温泉施設の隣にある丁度いい公園でやりました。

僕含む全員が早くお風呂に入りたすぎる+動けないからどうせサーブ権取ったやつが勝つだろということで、羽根突きを極限まで簡易化した結果じゃんけんで勝った人間が負けた人間に墨を塗る事になりました。(2回やって2回ともジャン負けくんの負け)

アンパンマンの風船テニスをずっと大事に持ってきてくれた狂いくん、ありがとうございました。

ついでにやるつもりだった書き初めも兼ねて文字を書いたのですが、まず気狂いくんがクソ達筆で「聖」と右頬に書き、次に徒歩狂いくんが左頬に「詩」と書いたことで図らずもジャン負けくんの頬には詩聖、つまり杜甫の二つ名が刻まれていました…。

 

温泉施設は人が多くてジェットバスで永遠にオナニーをしてるキモい中高生くらいのヤバイやつがいたりして終わってました。多分歩いたあとじゃなかったら脱衣所見て入るのやめてたと思う。

これはお風呂揚がって朝食中かなんかに聞いたのですが、僕のテンションがずっと変わらないことに関して「なんで一生元気に喋ってんの?」って言われてたらしい。

序盤でしりとりしようって誘ったらまだ早いって止められたのに後半はみんな喋らなくなってたのは疲れてたからっぽいです。人って疲れると喋らなくなるらしい。

 

他にも道中で墨を落とす用のクレンジングシートを買おうとしたら「本当に墨が残るの嫌だし、俺が払うから良いよ」と徒歩狂いくんに本気の声で言われたのがめちゃくちゃウケたり、応急手当ができるものがあらかた揃ってる100円ローソンに感動したりしました。

 

温泉施設から駅に行ったあとは各自帰ったのですが、脚が痛すぎて普段だったら5分もしない乗り換えに10分以上かかったり、徒歩2分の自宅まで10分以上かかったりしました。帰って鎮痛剤飲んで即寝た。

 

終始苦痛な表情を見せず時折走っていた化物・徒歩狂いくんが日の出を見終えたあとに「俺多分強くなりすぎたわ」と言っていたのが頭を離れません。今年は100km歩き切れると良いね、がんばれ。

 

総評

楽しかった、綺麗だった、二度とやらない。

 

おしまい